高島屋news|第3Q営業収益4799億円29.1%減・販管費の削減で減益幅は縮小
(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)が2021年2月期第3四半期の連結決算を発表した。
営業収益4798億8000万円(前年同期比29.1%減)、営業損失105億1300万円(前年同期は営業利益202億6100万円)、経常損失109億3400万円(前年同期は経常利益194億0300万円)となり、純損失は243億7700万円(前年同期は四半期純利益164億4700万円)の赤字決算となった。
主力の百貨店業は、営業収益3983億3800万円(31.4%減)、営業損失168億6300万円(前年同期は営業利益65億6300万円)だった。
国内百貨店では、9月に「事前来店予約サービス」の対象店舗を7店舗に拡大するなどデジタル技術を活用した接客を強化した。また、オンラインストアの売上げは「巣ごもり消費」による食料品やリビング用品のほか、中元、歳暮などのギフトが前年を上回った。さらに、グループ本社ビル勤務者を中心に在宅勤務を実施し、オンライン会議の導入などデジタル技術を活用することで生産性向上に努めた。
海外においては、上海高島屋では1月から3月まで営業時間を短縮した。また、ホーチミン髙島屋では3月から4月、サイアム髙島屋では3月から5月、シンガポール髙島屋では4月から6月にかけて一部食料品を除き臨時休業した。その後、各店ともに全館での営業を再開し、売上高は一部において回復の兆しがあるものの、前年より大きく減少した。
持続可能な社会の実現について、同社は昨年から国際的イニシアチブ「RE100」に参加し、2050年までに事業活動で使用する電力を再生可能エネルギーに100%転換することを目標としている。これに対して、11月から玉川髙島屋S・C周辺施設など既存施設8棟の使用電力を順次再生可能エネルギーに切り替えを行っている。