アスクルnews|第3Q売上高3130億円4.5%増の過去最高益

アスクル(株)(東京都江東区、吉岡晃社長)の2021年5月期第3四半期は、同期間では売上高が初めて3000億円突破し、3130億0300万円(前年同期比4.5%増)となった。営業利益は102億8600万円(62.3%増)、経常利益は102億3600万円(63.8%増)。特別損失として2021年2月13日に発生した福島県沖地震による災害損失2億4800万円(主に仙台DMCでの商品破損に伴うたな卸資産処分損)を計上したが、四半期純利益は61億5000万円(49.4%増)となり、いずれも過去最高益となった。

営業利益率、経常利益率ともに3.3%。

eコマース市場の需要拡大がアスクルにも追い風になった。アスクルのeコマース事業の柱はBtoB事業と、「LOHACO」を核とするBtoC事業だ。eコマース事業の売上高は3072億0800万円、売上総利益は774億9700万円。売上高販管費比率は前年同期比0.2ポイント減少し、販管費は662億7400万円となり、営業利益は112億2200万円(74.9%増)。

BtoBは2020年4月の緊急事態宣言発後は売上高が落ち込んだが、宣言解除後は、中小企業の顧客を中心に、手指消毒液やマスク、使い捨てグローブやパーティションなどの感染対策商品に対する需要が増加したことから堅調に推移した。中堅・大企業の顧客のオフィス用品の需要も回復基調にある。またeコマース需要の増加によって梱包資材といった MRO商材(Maintenance,RepairandOperations)や、830万アイテムを超えるロングテール商材の売上高も伸長した。

BtoB事業の売上高は、前年同期比で93億5400万円増収の2563億1900万円(3.8%増)となった

BtoC事業は、「サイバーサンデー」や「超PayPay祭」などの販促効果もあり売上高は前年同期比で43億2400万円増収の508億8900万円(9.3%増)。

コロナ禍の自粛生活が続くなかで、付加価値の高い商品の提案や、販売価格の適正化により商品粗利率、売上総利益率の改善も進んだ。2020年11月からオンライン形式で開催した「暮らしになじむLOHACO展.com」では、大手日用品メーカー23社と企画開発した独自価値商品を発表し、30商品を販売した。「LOHACO」の売上高は、前年同期比34億6100万円増収の388億3400万円(9.8%増)。

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