平和堂news|第1Q営業収益1049億円3.8%・経常利益87.2%の増収増益

(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)が2022年2月期第1四半期連結決算を発表した。

2月21日~5月20日の連結業績は、営業収益1049億1100万円(前年同期比3.8%増)、営業利益28億9600万円(87.9%増)、経常利益32億4300万円(87.2%増)、四半期純利益20億3800万円(450.6%増)だった。

営業利益率は2.8%、経常利益率3.1%。

小売業界では、緊急事態宣言発出によって生活必需品以外を販売する店は休業、または短縮営業の要請を受けるなど販売機会が減少している。一方で、依然として「巣ごもり消費」は存在するものの、効果が一巡したことで関連商品の販売実績は前期を下回り、全般的には厳しい経営環境が続いている。しかし平和堂は営業収益3.8%プラスを礎に、営業利益も経常利益も87%台の増加を見せた。手堅い経営が功を奏した。

通期は、営業収益4450億円(1.3%増)、営業利益165億円(17.5%増)、経常利益177億円(17.6%増)、当期純利益99億円(1.8%増)を見込む。

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