アークスnews|第1Q売上高1426億円1.5%増も経常利益26.1%減

(株)アークス(北海道札幌市、横山清社長)が2022年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の連結業績は、アークスの完全子会社となった栃木県の(株)オータニの寄与もあって、売上高は1426億1400万円(前年同期比1.5%増)の増収だった。前年同期は折込みチラシやポイントサービスなどを自粛したため、販促費をはじめとする販管費が大きく抑えられたが、今期は競合対応などの観点から販管費が例年並みの水準に戻った結果、営業利益42億5600万円(27.2%減)、経常利益46億5800万円(26.1%減)、四半期純利益28億8300万円(32.2%減)と減益となった。

営業利益率3.0%、経常利益率3.3%。

スーパーマーケット事業の既存店売上高は、「巣ごもり消費」の急拡大によって販売が好調に推移した前年の反動もあり、対前年同期比4.5%減となった。客数は3.6%減、客単価は1.0%減。

営業面では、顧客の節約志向の高まりに対応して、(株)ラルズでは「生活防衛価」企画、(株)ユニバースでは「家計応援」企画などを通じて価格訴求を強化した。それとともに、品揃えの充実、品切れの防止など店舗運営の基本を徹底することで、顧客満足度の向上に努めた。

2019年10月に本格稼働した新基幹システムは、新たにグループ入りする企業のシステム導入にも迅速かつ容易に対応することを想定して設計したが、(株)伊藤チェーンへの導入については約7カ月間の統合作業を経て3月1日の稼働開始となった。標準化と業界の特殊性を両立させたシステムプラットフォームとして、今後も企業価値向上の起爆剤となるよう活用していく。

グループ共通の課題としてネット販売事業の展開を検討してきたが、2021年秋の「アークスオンラインショップ」の稼働に向けて5月、中核企業のラルズが「オンラインショッププロジェクト」を新設し、準備対応を進めている。

グループ内の物流に関しては、ラルズと(株)東光ストアの2社間において、3カ所に分かれていた加工食品、飲料、日配品などの配送センターを1カ所に集約し、6月に本格的に稼働を開始した。

4月14日に栃木県下を中心に食品スーパーマーケット31店舗を展開するオータニと株式譲渡による経営統合を実施した。その結果、5月1日時点のグループ店舗数は375店となった。また、(株)福原が運営する本別店で改装を実施した。

通期は、売上高5720億円(2.7%増)、営業利益162億円(8.7%減)、経常利益180億円(7.7%減)、当期純利益111億円(14.4%減)を見込む。

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