サンドラッグnews|第1Q売上高1642億円4.7%増・経常利益10.0%減

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)が2022年3月期第1四半期の業績を発表した。

売上高1641億9700万円(前年同期比4.7%増)、営業利益95億9900万円(10.3%減)、経常利益97億5600万円(10.0%減)、四半期純利益68億0100万円(3.5%減)の増収減益となった。

営業利益率5.8%、経常利益率5.9%。

ドラッグストア事業は売上高1090億円(4.9%増)、営業利益61億7500万円(15.9%減)と増収減益となった。

郊外型店舗では、感染症予防対策商品や食料品・日用品などの巣ごもり消費需要の反動減があったこと、駅前型店舗では引き続きインバウンド需要が消失したことで売上高は低調に推移した。しかし、インバウンド需要や化粧品需要の減少も一巡したことに加え、生鮮食料品を導入するなど積極的な店舗改装を実施したことで、売上高は前年同期を上回った。経費面では、セミセルフレジ導入など生産性向上を推進し、一層の経費の抑制に努めたが、前年同期間抑制したチラシ販売費、改装費用などは増加した。

ディスカウントストア事業は、売上高667億1600万円(5.2%増)、営業利益34億2300万円(1.7%増)の増収増益となった。

マスクなどの感染症予防対策商品の増加、食料品の販売強化や積極的な店舗改装などによって売上高は前年同期を上まわった。経費面では、前年同期間抑制したチラシ販売費などは増加したものの、セミセルフレジ導入など生産性向上を推進して経費の抑制に努めた。

サンドラッググループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が直営店710店舗、(株)星光堂薬局70店舗、(株)サンドラッグプラス62店舗、フランチャイズ店62店舗の計904店舗、ダイレックス(株)が担うディスカウントストア事業が314店舗。

通期は、売上高6566億円(3.5%増)、営業利益368億円(1.5%減)、経常利益374億円(2.2%減)、純利益257億円(1.5%増)を見込む。

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