マミーマートnews|年商1353億円8.9%・経常利益24.1%の増収増益

(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)が2021年9月期の本決算を発表した。

2020年10月1日~2021年9月30日の業績は、売上高1353億2500万円(前年同期比8.9%増)、営業利益59億5200万円(25.4%増)、経常利益63億7600万円(24.1%増)、四半期純利益39億3100万円(50.5%増)と大幅な増収増益だ。

営業利益率4.4%、経常利益率4.7%。

スーパーマーケット事業は、売上高1349億4800万円(前期比8.9%増)、セグメント利益59億6000万円(25.0%増)。

マミーマートは「Enjoy Life !」を基本方針として「新しい売り方の確立と人財育成」をメインテーマに、「より良い商品を地域No.1価格で提供する店舗の構築」「安く売れる仕組みづくり」「自ら成長し続ける人財の育成」の3つを重点項目として施策を進めた。

店舗展開ではEDLP型を主体として小商圏の地域のニーズに対応する「マミーマート」と、広域集客、生鮮部門の専門化を志向する「生鮮市場TOP」の2つのフォーマットを展開する。「生鮮市場TOP」は、オペレーションを見直し、販売・運営面のコストを徹底的に抑えることで、生鮮食品・頻度品を圧倒的な低価格で提供する。

商品カテゴリーでは、惣菜を強化した。子会社の彩裕フーズ(株)が惣菜の製造・販売を担い、自社工場製造商品はフードロス対策にも注力している。

安く売れる仕組みづくりでは、店舗でレイバースケジューリングを導入した。一つの作業に費やす時間を算出し、マニュアル化した標準作業時間に沿った人員配置を行った。部門の垣根を越えた作業など、仕事に人をつける体制を進めた。

5月に「生鮮市場TOP高麗川店」(埼玉県日高市)を、6月に関東5県目の進出となる「生鮮市場TOPガーデン前橋店」(群馬県前橋市)を、7月に「生鮮市場TOP前橋リリカ店」(群馬県前橋市)を開店した。また、2020年10月に「生鮮市場TOP足利店」(栃木県足利市)で、11月に「生鮮市場TOP北上尾店」(埼玉県上尾市)で、2021年9月に「生鮮市場TOP白岡西店」(埼玉県白岡市)と「生鮮市場TOP蓮田山ノ内店」(埼玉県蓮田市)で改装を実施した。9月30日時点の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含め81店舗の体制である。

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