サンエーnews|’22年2月期営業収益2044億円0.8%増・経常利益6.3%増

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)が2022年2月期決算を発表した。営業収益(売上高および営業収入)が2043億5500万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は83億2900万円(9.0%減)、経常利益は101億5100万円(6.3%増)、四半期純利益は66億6000万円(9.7%増)の増収増益となった。

営業利益率は4.1%、経常利益率は5.0%。

今期のサンエーは4月以降、まん延防止等重点措置の適用や緊急事態宣言の発令、沖縄県独自の感染防止抑制期間の方針に伴い、延べ246日間にわたって営業時間短縮や土日祝日の休業要請を余儀なくされた。

セグメント別の業績では小売事業の営業収益が1975億3300万円で前年同期比1.0%増加した。新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛要請等の影響を大きく受けたが、食料需要の拡大、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化、昨年の新規開店店舗およびリニューアル店舗の売上げが寄与した。一方で、営業時間短縮や一部店舗の臨時休業の影響等により、セグメント利益は77億4300万円と6.0%減少した。

コンビニエンスストア事業はFC店舗を16店舗新規出店、1店舗閉店。外出自粛要請等の影響で店舗の売上が大きく減少したこと等により、営業収益は68億5200万円(前年同期比3.9%減)、セグメント利益は5億8300万円(同36.1%減)となった。

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