エンチョーnews|第1Q売上高93億円1.9%減、経常53.3%減の減収減益
(株)エンチョー(静岡県富士市、 遠藤秀男社長)の2023年3月期の第1四半期決算は、売上高が93億6100万円で前年同期比1.9%減、営業利益1億4500万円で43.9%減、経常利益1億1000万円で53.3%減、純利益7400万円53.3%減と、大幅な減収となった。
ホームセンター事業では前期から引き続き需要のある、園芸用品やペット用品が好調に推移したが、世の中が平常に戻ってきたことによってDIY用品や日用品等が減少し、全体の売上高は減収となった。
一方、専門店事業ではハードウェアショップで作業工具、電動工具、作業衣料等を中心に、既存店、新店共に好調に推移し、売上高は増収となった。また、アウトドアショップは既存店は前期を下回ったが、前期にオープンした新店の寄与により、全体の売上高は増加した。
店舗面では、第1四半期には出退店がなかったため、6月末時点の店舗数は前年度期末と変わらず、57店舗(ホームセンター23店、ハードストック11店、ダイソー2店、ズースクエア3店、casa2店、SWEN16店)。同社は、ホームセンター既存店の品揃え強化を目的とした改装準備や、今年度内に出店予定の専門店事業の準備を開始している。