千趣会news|第3Q売上高418億円の営業赤字/基幹システムトラブル響く

(株)千趣会(大阪府大阪市、梶原健司社長)が2022年12月期の第3四半期決算を発表した。

2022年1月1日~9月30日の業績は、売上高418億4000万円(前年同期は535億4000万円)、営業損失63億1600万円(前年同期は4億6200万円の営業利益)、経常損失61億3000万円(前年同期は5億0300万円の経常利益)、四半期純損失86億7000万円(前年同期は4億7900万円の四半期純損失)と厳しい結果になった。

カタログおよびインターネットを中心とする通信販売事業は、売上高368億8300万円 (前年同期は465億2100万円)、営業損失65億5600万円(前年同期は11億5300万円の営業利益)。今年1月に発生した基幹システムに関連するトラブルが販促活動、新規顧客開拓に影響して中核事業であるベルメゾンの売上高が前年同期を大きく下回り、減収減益となった。

法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の売上高は34億8300万円(前年同期は36億2200万円)、営業利益は1億4700万円(前年同期は2億8900万円の営業利益)。企業の株主優待等に関連したノベルティの利用は好調に推移したものの、物流やコールセンター業務の代行サービスの利用が想定より伸びず減収減益となった。

ベルメゾン会員を対象とした保険選びサポートを行う保険事業は売上高3億4400万円(前年同期は2億8400万円)、営業利益1億7400万円(前年同期は1億1600万円の営業利益)となった。

 

 

 

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