北雄ラッキーnews|第3Q売上高277億円・経常利益16.0%減

北雄ラッキー(株)(札幌市手稲区、桐生宇優社長)が2023年2月期の第3四半期決算を発表した。

売上高は277億2000万円(前年同期289億8000万円)、営業利益2億0300万円(16.1%減)、経常利益2億1700万円(16.0%減)、四半期純損失300万円(前年同期は四半期純利益1億6500万円)と減収減益だ。

なお、同社は今期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用している。比較対象となる会計処理方法が異なるため、前年同期との売上高の増減率は記載していない。

営業利益率0.7%、経常利益率0.8%。

同社は、地域のライフラインとして、さらなる成長を実現すべく経営基盤の強化に努めた。

重点課題として、①「ラッキー生鮮・デリカセンター」の稼働開始によるコスト体質改善、②競合他社との優位性を図るための商品力強化(社内の行動規範としている「6MD」の深耕)、③IT化による業務効率化、④店舗改装や設備更新によるストア・ロイヤリティの向上とファミリー顧客層の拡大、⑤財務体質の強化の5項目について対応を図っている。

「ラッキー生鮮・デリカセンター」は2021年11月に稼働を開始した。健康志向や多様化するニーズに対応する商品開発に注力し、サラダ・生野菜商品をはじめ煮物・和惣菜・弁当・鮮魚加工品などの品揃え拡充を行っている。また生産性向上の視点からはセンターに製造機能を集約することで店舗内作業の軽減とオペレーションの効率化を実現した。

商品政策では、多様化するお客の価値観やニーズを的確に捉えることにより、お客のためのマーチャンダイジングを推進し、より良い食生活の実現を願って選定された6MD商品の提供により、競合に対する優位性の確保および競争力の向上に努めている。

期中の新設・閉鎖店舗はなかった。9月に「ラッキー篠路店」の改装を行った。11月末の店舗数は33店舗。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧