エディオンnews|年商7206億円1.0%増・経常利益10.8%減/季節家電好調
(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2023年3月期の本決算を発表した。
2022年4月1日~2023年3月31日の業績は、売上高7205億8400万円(前期比1.0%増)、営業利益191億8600万円(2.1%増)、経常利益192億4800万円(10.8%減)、純利益113億9300万円(13.1%減)と増収減益となった。
営業利益率、経常利益率はともに2.7%。
エアコンなどの季節家電商品が、6月下旬から 7月上旬にかけて記録的な高温になったこと、12月下旬に寒さが厳しくなったことなどから好調に推移した。また、リフォームなどの住宅設備やゲーム・玩具は、商品供給状況が安定したことから売上げが伸長した。
2022年4月に(株)ニトリホールディングスと資本業務提携契約を締結した。エディオングループ直営店舗全店(エディオン・100満ボルト)でニトリの一部家具・インテリア商品の取り扱いを開始するなど、両グループの経営資源やノウハウを相互活用し、両グループの事業拡大を図っていく。
店舗展開では、「エディオン ホームズ川崎大師店」(神奈川県)など5店舗を新設、「エディオン トキハ別府店」(大分県)などの2店舗を移転、「100満ボルト 金沢高柳店」(石川県)を建て替え、1店舗を閉鎖した。非家電直営店としては3店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は5店舗の純増加となった。
3月末時点の店舗数はフランチャイズ店舗758店舗を含めて1208店となった。
次期(2024年3月期)は、売上高7450億円(前期比103.4%)、営業利益195億円(101.6%)、経常利益195億円(101.3%)、当期純利益は115億円(100.9%)を見込む。