ワークマンnews|第2Qチェーン全店売上高865億5.6%増・経常利益1.4%減

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。

2023年4月~9月のチェーン全店売上高は864億9800万円(前年同期比5.6%増、既存店では0.7%増)となった。また営業総収入は655億8000万円(8.9%増)、営業利益が119億9100万円(1.4%減)、経常利益122億6000万円(1.4%減)、四半期純利益76億0500万円(1.9%減)となった。

対売上高営業利益率は18.3%、経常利益率は18.7%。

運営形態別の売上高では、フランチャイズ・ストアが800億2900万円(4.1%増、売上高構成比92.5%)、直営店は64億6800万円(28.9%増、構成比7.5%)だった。

商品では、猛暑対策としてファン付きウェアの強化や、冷却・加熱など温度制御を自由に行える半導体素子を用いた「ペルチェベスト」の展開で、労働者の快適で安全な作業環境をサポートした。また、デザイン性を高めた機能的なカジュアルウェアや、アウトドア・スポーツ向けシューズの拡充で一般需要を取り込んだ。これによってプライベート・ブランド商品のチェーン全店売上高構成比は、前年同期比1.7ポイント増の63.9%となった。

販売では、ワークマンプロへの改装転換や既存店の売場構成と品揃えを見直し、プロ顧客の囲い込みを図った。販売促進では、秋冬新製品発表会の開催でマスからソーシャルまで幅広いメディアでの露出を高めた。

店舗展開では、新業態「Workman Colors」をオープンした。年齢や性別を超えたデザイン性の訴求とファッションと機能を融合したワークマンならではのスタイルを提案した。さらに、集客力が高いショッピングセンターやモールへの出店を加速し、一般向け店舗網の拡大で利便性の向上を図った。

期中はロードサイド13店舗、ショッピングセンターに8店舗、合計21店舗を新規出店した。スクラップ&ビルド5店舗、改装転換42店舗、閉店2店舗を実施した。これらにより1000店舗(ワークマン432店舗、ワークマンプラス518店舗・#ワークマン女子40店舗・ワークマンプロ9店舗・ワークマンカラーズ1店舗)を達成した。

営業形態の内訳は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末から7店舗増の946店舗、直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストアおよびショッピングセンター店舗)は前期末から12店舗増の54店舗となった。

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