ZOZOnews|第2Q売上高902億円7.7%増・経常291億円6.1%増
日本最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する(株)ZOZO(千葉県千葉市、澤田宏太郎社長)が2024年3月期第2四半期の決算を発表した。
4月1日~9月30日の業績は、売上高902億1700万円(前年同期比7.7%増)、営業利益289億3100万円(6.3%増)、経常利益291億0400万円(6.1%増)、四半期純利益203億1400万円(6.5%増)と増収増益だった。
営業利益率は32.1%(33.5%)、経常利益率は32.3%(32.7%)。( )は前年数値。前期より若干利益率はダウンしたが、高水準の収益性となっている。
ZOZOTOWNではユニークユーザー数拡大及びコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上を目指し、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイト作りに一層注力した。
セールイベント「ZOZOWEEK」の実施(5月12日~21日の10日間、9月12日~18日、9月21日~24日の11日間)ならびに夏の本セール開始期間にはTVCMを放送し集客を強化するなど、販売力の最大化に取り組んだ。また多様化するユーザーニーズに対応できるよう新規ブランドの出店も進めた。
カテゴリー強化の取り組みとしては「ZOZOCOSME」に注力した。ZOZOCOSMEは2023年9月末時点で国内外の700以上のコスメブランドを取り扱っている。独自のAIを活用した超パーソナルスタイリングサービス「niaulab(似合うラボ)」を開始するなど、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指している。