アスクルnews|第2Q売上高2313億円5.0%増・経常利益5.9%増と過去最高
(株)アスクル(東京都江東区、吉岡晃社長)の2024年5月期の第2四半期業績は、売上高が2312億8800万円(前年比5.0%増)、営業利益72億4200万円(7.4%増)、経常利益71億0400万円(5.9%増)、四半期純利益46億3700万円(3.5%増)だ。第2四半期としては、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに過去最高となった。
eコマース事業の主力分野であるBtoB事業の売上高は、前年比で192億円増収の2006億1700万円(10.6%増)。生活用品の売上が順調であったことや、主力商品の一部について価格改定を行ったことから、売上高が伸長して増収となった。また前年度末に連結子会社化した(株)AP67の事業子会社であるフィード(株)や、連結子会社の(株)アルファパーチェスの業績が、売上高の成長に貢献した。
「LOHACO」を核にするBtoC事業は、前年比で80億3800万円減収の260億5500万円(23.6%減)だ。10月に「LOHACO by ASKUL(「LOHACO本店」)」と「LOHACO Yahoo!店」を統合し、Yahoo!ショッピング店内にリニューアルオープンしている。これによって、LOHAKO事業の売上高再成長を期す。
両事業を合計したeコマース事業の売上高は2266億7300万円(5.2%増)だった。
ただしASKULLOGIST(株)のロジスティックス事業は原価高騰等の影響により採算が悪化し、減収減益。売上高は41億8000万円(1.1%減)、営業損失は1億2200万円(前年同期は営業損失9700万円)。