キャンドゥnews|3Q営業収益597億円/New Can★Do東京丸の内にオープン
(株)キャンドゥ(東京都新宿区、城戸一弥社長)の2024年2月期第3四半期は、売上高が596億6100万円、営業利益3億200万円、経常利益3億4800万円、純損失2億円となった。23年2月期(15カ月決算)が決算期変更のため、対前年同期比の記載はない。
営業利益率0.5%、経常利益率0.6%。
同社グループは2022年1月5日にイオン(株)の子会社となった。イオングループとの協業によるシナジーを最大限発揮するため、「販路の拡大」、「商品・ブランドの差別化」、「企業価値の向上」を掲げ、顧客満足の最大化に取り組んでいる。
販路の拡大については、イオングループを中心に出店を加速させた。その結果、新規出店数は75店舗(直営61店舗〔委託店含む〕、FC店14店舗)、退店が48店舗となり、店舗数は27店増加した。これにより、期末店舗数は1272店舗(直営店868店舗〔委託含む)、FC店397店舗、海外FC店7店舗)となった。また、日本有数のビジネス街で100円ショップ空白エリアである東京丸の内・大手町エリアの丸の内オアゾ地下1階に、発信をテーマにした「ライフスタイル提案型ショップ(New Can★Do)」をオープンした。
商品・ブランドの差別化については、生活防衛意識にフィットした100円商品と、付加価値を提供する他価格商品のMDを構築した。また、キャンドゥオリジナルディズニーグッズの発売など、趣味嗜好品の品揃えも拡充した。
売上高に対する原価率は、他価格商品による原価の低減や、価格維持に努めるための取り組みを続けたことにより、63.0%となった。