ヤマザワnews|第3Q売上高759億円%増/新デリカセンターの稼働開始
(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)が2024年2月期の第3四半期決算を発表した。
11月までの累計売上高は759億2200万円(前年同期比2.8%増)、営業利益4億4100万円(32.6%減)、経常利益4億8400万円(33.2%減)、四半期純利益が9億2600万円(142.3%増)となった。
営業利益率、経常利益率ともに0.6%。
スーパーマーケット事業の売上高は661億9300万円(3.2%増)。「ヤマザワブランドづくり」に注力しつつ、加盟するニチリウグループのPB「くらしモア」商品や、連結子会社の(株)サンコー食品によるヤマザワオリジナルの惣菜および日配商品の拡販を積極的に行っている。
第3四半期中は、9月に宮城県仙台市の「茂庭店」を改装し、10月に山形県東根市の「さくらんぼ東根店」を新規開店した。これにより山形県内44店舗、宮城県内19店舗、秋田県内8店舗の計71店舗となった。
ドラッグストア事業の売上高は97億2100万円(0.1%減)。第3四半期中には11月に宮城県富谷市の「調剤薬局富谷成田店」を開店した。
またその他事業では惣菜および日配商品を開発製造している。売上高は700万円(50.8%増)。設備投資として、11月に山形県山形市に「サンコー食品 新惣菜工場デリカセンター」の稼働を開始した。旧デリカセンターと比較して、延床面積は約1.44倍となったことで、店舗への惣菜の供給量は約1.4倍の数量を計画している。新デリカセンターの稼働に伴い、商品開発力・生産能力の増強、店舗への供給量の拡大に加え、最新設備の導入と徹底した衛生管理による味・品質・鮮度の向上、そして働きやすい環境づくりを実現している。