コナカnews|第1Q売上高166億円3.3%減/スーツオーダー比率30%超え

(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が2024年9月期の第1四半期決算を発表した。

売上高は165億7400万円(前年同期比3.3%減)、営業損失が1300万円(前年同期は営業損失1500万円)、経常利益が2億8100万円(64.9%増)、四半期純利益は8000万円(85.5%減)。

ファッション事業は、(株)サマンサタバサジャパンリミテッドの第3四半期(2023年9月1日~11月30日)と合わせ、158億3500万円(前年同期比3.8%減)となった。例年よりも期中の平均気温が高かったことで秋冬商品の需要が伸び悩んだことがマイナスの要因として挙げられる。

「コナカ・フタタ」での新しい取ち組みとして、自然で美しい服をテーマとしたレディースブランド『NATURAL BEAUTY』を発売し、好評を得ている。また「SUIT SELECT」では客数が増加したほか、猿田彦珈琲とのコラボ企画や高級素材を用いた既製スーツと『AI SPEED ORDER』が好調で、一品単価の向上と粗利益率の改善を実現した。さらに「DIFFERENCE」では、オーダー需要が増加し続けるなかで、生産背景を再整備してキャパシティを拡大したことにより、機会損失を減少させることができた。これらの結果、売上高に占めるスーツのオーダー比率は安定的に30%を超え、前期に引き続き客単価が前年同月を上回って推移した。

フードサービス事業は、「かつや」の期間限定フェア商品やキャンペーンが好調で、売上高は5億円(8.7%増)となった。

教育事業は、「Kids Duo」の生徒数が増加し、売上高は2億3800万円(11.5%増)となった。

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