セキチューnews|24年通期営業収益304億円1.8%減・経常利益1.3%減

ホームセンターの(株)セキチュー(群馬県高崎市、関口忠弘社長)が2024年2月期の本決算を発表した。

2023年2月21日~2024年2月20日の業績は、営業収益303億8100万円(前期比1.8%減)、営業利益7億3000万円(2.9%減)、経常利益7億9600万円(1.3%減)、当期純利益5億1000万円(7.0%増)となった。

営業利益率は2.4%、経常利益率は2.6%。

ホームセンター事業の売上高は297億2100万円(2.0%減)、セグメント利益は4億4900万円(8.6%減)。主にペット部門や食料品部門が好調だったが、天候不順やコロナウイルス感染症の影響もあり家電部門や日用品部門で売上高が減少した。セグメント利益については、水道光熱費等の店舗運営コストの削減に努めたが、前年同期を下回る結果となった。

「DIY用品」は、改装により売場を拡大したペット部門、リフォーム・エクステリア部門は好調に推移したが、物価高の影響などで木材部門、建築資材部門は苦戦した。売上高は155億4300万円(前期比0.4%減)となった。

「家庭用品」は、天候不順による家電部門の不振、コロナウイルス感染症の規制緩和による衛生用品の売上減少で日用品部門が低調に推移した。売上高は86億8400万円(6.6%減)。

「カー用品・自転車・レジャー用品」は、天候不順の影響で灯油部門が苦戦したが、飲料の販売が伸長し食料品部門は好調だった。売上高は49億3300万円(0.4%増)。

「その他」は、ピットサービス部門や法人向け請負工事が好調に推移し、5億6000万円(10.0%増)となった。

不動産賃貸事業の営業収入は6億5900万円(5.9%増)、セグメント利益は2億8100万円(7.9%増)。新たに既存店舗の一部にテナントを誘致した結果、営業収入、セグメント利益とも増加となった。

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