キャンドゥnews|年商804億円/New Can★Do東京丸の内にオープン

(株)キャンドゥ(東京都新宿区、城戸一弥社長)が2024年2月期の本決算を発表した。

2023年3月1日~2024年2月29日の業績は、売上高が803億5700万円、営業利益2億4200万円、経常利益2億9600万円、純損失4億5900万円となった。23年2月期(15カ月決算)が決算期変更のため、対前年同期比の記載はない。

営業利益率0.3%、経常利益率0.4%。

同社グループは2022年1月5日にイオン(株)の子会社となった。イオングループとの協業によるシナジーを最大限発揮するため、3つの成長戦略「販路の拡大」「商品・ブランドの差別化」「企業価値の向上」を掲げ、顧客満足の最大化に取り組んでいる。

販路の拡大については、イオングループを中心に出店に注力してきたが、出店数については当初計画を下回ることとなった。一方、売上高については、直営店の既存店売上高が他価格帯商品の売上増加により好調に推移したため、当初計画を上回った。

新規出店数は95店舗(直営77店舗〔委託店含む〕、FC店18店舗)、退店が82店舗となり、店舗数は13店増加した。これにより、2月末時点の店舗数は1258店舗(直営店857店舗〔委託含む〕、FC店394店舗、海外FC店7店舗)となった。また、日本有数のビジネス街で100円ショップ空白エリアである東京丸の内・大手町エリアの丸の内オアゾ地下1階に、発信をテーマにした「ライフスタイル提案型ショップ(New Can★Do)」をオープンした。

生活防衛意識にフィットした100円商品と、付加価値を提供する他価格商品のMDを構築した。また、キャンドゥオリジナルディズニーグッズの発売など、趣味嗜好品の品揃えも拡充した。

各事業の経営成績は、直営店売上高が701億7300万円(構成比87.3%)、FC店への卸売上高90億0600万円(構成比11.2%)、その他売上高11億7800万円(構成比1.5%)となった。

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