ベルクnews | 営業収益3519億円13.2%増・経常利益150億円4.7%増

(株)ベルク(埼玉県鶴ヶ島市、原島一誠社長)の2024年2月期決算は営業収益が3518億5600万円(前年比113.2%)、営業利益が144億9500万円(103.4%)、経常利益が149億7200万円(104.7%)、当期純利益が106億7700万円(111.1%)となった。

営業利益率4.1%(4.5%)、経常利益率4.3%(4.6%)。( )は前年数値。

ベルクは期中、3つの方面で政策を行った。

第一の販売政策では、ポイントカード販促やチラシ価格の強化、SNSを活用した発信を行い、顧客の来店動機を高めた。ネットスーパー「ベルクお届けパック」、電子マネーカード「ベルクペイ」は導入店舗を拡大した。移動スーパー「とくし丸」の拡大展開を続け、高齢者等に対する買物支援の取り組みを進めた。

第二の商品政策では、プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を含めた自社開発商品の取扱いを拡大することで、自社商品のファンづくりを進めた。店舗運営は、ベルクの強みである標準化された業務体制を基盤にしながら、人員配置や省力器具の運用により、チェーンオペレーションの高効率化を推進した。

第三の店舗政策では、6店舗の新店を出店した。内訳は2023年5月に東京都八王子市に「フォルテ八王子店」、6月に埼玉県和光市に「光が丘店」、9月に千葉県富里市に「フォルテ富里店」、12月に茨城県古河市に「古河諸川店」、2024年1月に千葉県船橋市に「船橋藤原店」、2月に千葉県野田市に「野田山崎店」を出店した。

また、既存店6店舗の改装を実施し、惣菜、簡便商品の拡充、買物環境改善のための設備の更新を行った。改装では群馬県高崎市の「江木店」と群馬県太田市の「竜舞店」の2店舖で「クルベ」のバナーでディスカウントフォーマットとしてリニューアルオープンした。また、8月に埼玉県児玉郡上里町の「上里SC店」を閉店し、期末の総店舗数は138店舗となった。

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