MrMax news|第1Q営業収益322億円4.0%増・経常利益22.6%増

(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2025年2月期の第1四半期決算を発表した。

3月1日~5月31日の営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)は321億9900万円(前期同期比4.0%増)。既存店の売上高前年同期比は4.5%増。粗利益高は67億7000万円(3.6%増)だった。円安や原価高騰の影響が続くなかで、品揃えの見直しや、利益率の高いPB商品の強化を図ったが、粗利益率は前年同期から0.1%下がり、21.9%となった。コスト面では、人件費やキャッシュレス決済手数料が増加した結果、販売費及び一般管理費は72億5400万円(2.4%増)となった。

これらの結果、営業利益は8億4400万円(16.6%増)、経常利益は8億5500万円(22.6%増)、四半期純利益は 5億4100万円(17.1%増)の増収増益となった。

営業利益率は2.6%、経常利益率は2.7%。

同社グループは「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」という経営理念のもと、総合ディスカウントストアとして、生活必需品を中心とした商品を毎日低価格で販売するエブリデイ・ロープライス(EDLP)を徹底し、EDLPを支えるエブリデイ・ローコスト(EDLC)に注力してきた。

商品別に見ると、プライベートブランド(PB)商品については、米、紙製品、ペット用品などの売上げが増加し、売上高前年同期比は12.8%増と伸長した。また、アプリキャンペーンや価格訴求を行った衣類用洗剤や殺虫剤、紙おむつ、ペットフードなどが堅調に推移した。新生活需要に合わせて販売を強化した家電製品、キッチン用品、インテリア用品なども売上げを伸ばした。

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