ワッツnews|年商613億円3.3%増・経常利益89%増/計画上回る増収増益

(株)ワッツ(大阪市中央区、平岡史生社長)の2024年8月期決算が発表された。

売上高は612億5700万円(前期比3.3%増)となり、計画比でも101.8%となった。売上総利益率が改善、売上総利益が計画を上回ったことから営業利益は12億4600万円(100.5%増)、経常利益は12億2800万円(前期比89.4%増)、純利益は90400万円(260.8%増)といずれも計画を上回り、増収増益となった。

営業利益率、経常利益率ともに2.0%。

国内100円ショップ事業は100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」を展開する。食品アイテムの品揃えが多いロードサイド型の大型店を中心に、雑貨アイテムの品揃え強化を目的とした改装を進めた。フルセルフレジの導入も進んだ。「ワッツオンラインショップ」では「店舗受け取り」を拡大している。

通期出店計画の160店舗に対して156店舗を出店した。一方、退店が113店舗(うちFC5店舗)あり、店舗数は、直営が1798店舗(48店舗純増)、FCその他が14店舗(5店舗減)の計1812店舗。

国内ではほかに、心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」12店舗(3店舗純減)、時間をテーマにしたおうち雑貨店「Tokino:ne(ときのね)」直営1店舗(1店舗減)がある。「Tokino:ne」は100円ショップ店舗内でコーナー展開している。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は7店舗(2店舗増)。

海外事業は、「KOMONOYA(こものや)」はタイで14店舗(11店舗減)、ペルーで5店舗(5店舗減)。中国での均一ショップ「小物家園(こものかえん)」は、4店舗(増減なし)、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は23店舗(16店舗減)。

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