アークランズnews|第3Q売上高2489億円1.1%増/経常利益26.4%増

アークランズ(株)(新潟県三条市、坂本晴彦社長)が2025年2月期の第3四半期は売上高および営業収入2489億4500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益127億0200万円(4.1%増)、経常利益157億1300万円(投資有価証券売却益による影響で26.4%増)、四半期純利益は97億4300万円(前期の固定資産売却益による影響で8.0%増)。

営業利益率5.1%(6.6%)、経常利益率6.3%(5.3%)。( )は前年数値。

事業部門ごとの概況では、主力のホームセンター部門は、品目別では、家庭用品、カー・レジャー用品が堅調に推移した一方、園芸用品が苦戦した。また、2024年7月1日を効力発生日として行った(株)フレッシュハウスの完全子会社化の影響によりリフォームサービスの売上高および営業収入は前年同期比12.9%増となった。

ホームセンターの11月末の店舗数は、7月にスーパーセンタームサシ長岡店(新潟県長岡市)の移転増床、10月にスーパービバホーム湘南平塚店(神奈川県平塚市)の出店と3店舗の閉店をした結果、2店舗減少し141店舗となった。

この他、前年下期に行った価格改定により売上総利益率が改善した。販売費および一般管理費は新規出店コスト、人件費単価、エネルギー価格の上昇等があったなか、人員配置の適正化、宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化等により抑制を図った。

小売事業の売上高および営業収入は1937億0300万円(0.1%減)、営業利益は50億2500万円(2.8%増)となった。卸売事業では、前年下期に行った価格改定と取扱い商品の見直しにより売上総利益率が改善した結果、売上高および営業収入は34億2900万円(11.3%減)、営業利益は4億96万円(136.9%増)となった。

外食事業のアークランドサービスホールディングス(株)では主力のとんかつ専門店「かつや」((株)かつや)が店舗のDX化の推進に加え、10回のフェアメニューと1回のキャンペーンを実施するなどの結果、1~9月における直営店の既存店売上高前年比は104.7%と好調に推移した。

出退店では、直営店5店舗、FC店11店舗の出店、FC店2店舗の閉店により、9月末の店舗数は純増14店舗の486店舗となった。

エバーアクション(株)の唐揚げ専門店「からやま」および「からあげ縁」(国内)は、9月末の店舗数は純減2店舗の159店舗となった。以上の結果、売上高および営業収入は407億5400万円(7.8%増)、営業利益は43億3900万円(6.8%増)となった。

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