MrMax news|第3Q営業収益1019億円5.0%増・経常利益20.8%増

(株)ミスターマックスホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)が2025年2月期の第3四半期決算業発表した。

3月1日~11月30日の連結業績は、営業収益1018億8500万円(前年同期比5.0%増)、営業利益29億2600万円(17.7%増)、経常利益28億8700万円(20.8%増)、四半期純利益18億7800万円(21.2%増)と増収増益だった。

営業利益率は2.9%、経常利益率は2.8%。

全店売上高は979億3400万円(5.1%)。商品別売上高では、市場の品不足により需要が高まった、米の売上げが大幅に増加した。節約志向の高まりを反映し価格訴求を行った、衣類用洗剤、ペットフード、加工食品などの売上げが好調に推移した。 プライベートブランド(PB)商品については、家電メーカーの旧材を同社専用機種として販売するリバイバルモデルに取り組んだ大型家電製品が売上げを大きく伸ばした。また、紙製品や食品などの品揃えを強化したことで、売上高前年同期比114.1%となり、売上高構成比は前年同期に比べ1.6%増加し、21.6%となった。これらの結果、既存店の売上高前年同期比は105.3%となった。

コスト面では、人件費が賃金の上昇により増加したが、作業効率の改善により人時数を前年より削減し、増加を最小限に抑えることができた。また、キャッシュレス決済手数料が増加するなどの影響で、販売費及び一般管理費は、225億1600万円(4.2%増)となった。

荒利益高は214億9000万円(6.0%増)。荒利益率の高いPB商品の売上が伸びたことで、荒利益率は前年同期に比べ0.2%増の21.9%。コストの増加を上回る荒利益高を確保できた結果、増収増益となった。

新規出店については、2024年11月に「ミスターマックスサンリブ古賀店」(福岡県古賀市)をオープンした。11月末時点の店舗数は57店。

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