AOKI news|第3Q売上高1294億円2.7%増・経常利益3.6%増の増収増益

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、田村春生社長)が 2025年3月期の第3四半期決算を発表した。

2024年4月1日~12月31日の連結業績は、売上高1294億2700万円(前年同期比2.7%増)、営業利益75億1400万円(9.0%増)、経常利益69億0900万円(3.6%増)、四半期純利益45億9300万円(20.2%増)の増収増益だった。

営業利益率は5.8%、経常利益率は5.3%。

ファッション事業の売上高は619億2600万円(1.9%増)、営業利益は9億8300万円(40.9%減)。

商品面では、既製スーツで上下のサイズが異なる顧客に向けて、オーダー感覚でサイズを選べるクイックオーダースーツの取扱いを全店に拡大し、顧客のニーズに応えるスーツの販売体制を強化した。また、レディースでは、働く女性を応援するプロジェクト「MeWORK(ミワク)」を新ブランドとして本格始動させ、認知度向上とシェア拡大を図っていく。ORIHICAでは、一日の寒暖差が激しく着こなしに悩む季節に、着回しすることによって快適に過ごせる「オフィスダウン」の展開など、ビジカジ商品の拡充とスタイリング提案を強化した。

店舗面では、AOKIで1店舗、ORIHICAで9店舗を新規出店し、AOKIで2店舗、ORIHICAで1店舗を閉鎖した。12月末の店舗数は600店(前期末593店)。

エンターテイメント事業の売上高は575億1600万円(1.6%増)、営業利益は56億7900万円(15.1%増)。

複合カフェの「快活CLUB」では、鍵付き完全個室店舗の拡大を推進するとともに、ダーツなどの人気コンテンツの導入や最新機種への入れ替えを行った。また、金のポテトや期間限定の焼きカレー&冬うどんなど飲食メニューを強化した。

カラオケの「コート・ダジュール」では、新パーティーコースの開始など飲食メニューの充実と各種宴会・パーティー需要の取り込みを図るとともに、各種クーポン配信による来店促進施策を強化した。

24時間営業のセルフ型フィットネスジムの「Fit 24」では、無料体験会の開催や18歳~22歳限定のU(アンダー) 22プランの強化など、新規会員の獲得に注力した。

店舗面では、「快活CLUB」で10店舗、「FiT24」で2店舗を新規出店した一方、「快活CLUB」で6店舗、「コート・ダジュール」で5店舗、「FiT24」で2店舗を閉鎖した。ランシステムの複合カフェ「自遊空間」他82店舗(内フランチャイズ49店舗)を含め、12月末の店舗数は773店(前期末784店舗)。

アニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は83億6500万円(13.9%増)、営業利益は3億2700万円(前年同期は営業損失500万円)。

集客イベントへの参画などにより引き続き受注活動を強化するとともに、好調店のノウハウを全店へ展開することで成約率と組単価アップに向けて接客力向上に注力した。また、表参道店においてシーズナブルイベント「ANNIVERSAIRE Christmas 2024」を開催し、クリスマス限定プロポーズプランの販売や、アニヴェルセルカフェ限定メニューを提供した。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧