サツドラnews|第3Q売上高757億円4.9%増・経常利益45.9%増

サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)が 2025年5月期の第3四半期決算を発表した。

2024年5月16日~2025年2月15日の連結業績は、売上高756億8400万円(前年同期比4.9%増)、営業利益12億8800万円(39.8%増)、経常利益12億7100万円(45.9%増)、四半期純利益7億0300万円(48.1%増)と増収増益だった。

営業利益率、経常利益率ともに1.7%。

リテール事業の売上高は744億1100万円(4.6%増)、セグメント利益は11億7100万円(34.7%増)。リテール事業は主に北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗を運営する。

物価上昇による生活防衛意識の高まりを受け、1人当たりの買上げ点数は減少したものの、商品単価が上昇したことや化粧品の需要が回復してきたことで、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を上回った。

インバウンドフォーマットは、訪日外国人観光客の需要を取り込むことができた結果、売上高は前年同期を上回った。調剤薬局については、新たに開設した調剤併設薬局の増収効果などにより、売上高は前年同期を上回った。

2月末時点の店舗数は、ドラッグストアフォーマットが181店、インバウンドフォーマットが10店、調剤薬局店舗が9店の計200店舗。

その他事業の売上高は15億9700万円(21.1%増)、セグメント利益は6200万円(313.6%増)。その他事業は、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、POSアプリケーションなどの開発・販売、同社既存事業とのシナジーや新規事業創出を目指すCVC事業などを行っている。「EZOCA」の会員数は、2025年1月末時点で 220万人を超えている。

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