アークランズnews|売上高3157億円・経常利益192億円/ホームセンター減益
アークランズ(株)(新潟県三条市、佐藤好文社長)の2025年2月期連結決算は、売上高3157億2700万円(対前年増減率1.6%増)、営業利益162億3100万円(0.7%増)、経常利益191億6900万円(15.5%増)、当期純利益91億2500万(11.0%増)。
営業利益率は5.1%(5.2%)、経常利益率は6.1%(5.3%)。
小売事業のホームセンター部門は、品目別では、家庭用品、カー・レジャー用品が堅調に推移した一方、園芸用品が苦戦した。また、2024年7月1日に実施したフレッシュハ
ウスの完全子会社化によりリフォームサービスの売上高及は前年同期比28.0%増となった。ホームセンターの2月末の店舗数は、2店舗の出店と5店舗閉店の結果、139店舗。
販売費および一般管理費は宣伝広告のデジタルシフト、物流の効率化等により抑制効果があったものの、一方では新規出店コスト、人件費単価、エネルギー価格の上昇などが負担となった。小売事業の売上高および営業収入は2552億7000万円(0.6%増)、営業利益は55億5900万円(7.0%減)。
卸売事業では、前年下期に行った価格改定と取扱い商品の見直しにより売上総利益率が改善した結果、売上高および営業収入は44億2600万円(10.1%減)、営業利益は58億0900万円(87.2%増)となった。
外食事業の主力のとんかつ専門店「かつや」(国内)は、店舗のDX化の推進に加え、既存店売上高前年比は103.7%と好調に推移した。出退店では、直営店6店舗、FC店16店舗の出店、直営店1店舗、FC店2店舗の閉店により、12月末の店舗数は純増19店舗の491店舗。以上の結果、売上高および営業収入は561億4500万円(8.4%増)、営業利益は59億6800万円(4.6%増)となった。
2025年度は164億円の既存店投資を行う。2024年12月に業務提携したロピアのフランチャイズ1号店出店を予定している。