ロック・フィールドnews|年商512億円0.3%減・経常13億円27.1%減

(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、古塚孝志社長)が 2025年4月期の本決算を発表した。

2024年5月1日~2025年4月30日の連結業績は、売上高511億8400万円(前年比0.3%減)、営業利益12億4200万円(28.5%減)、経常利益13億0100万円(27.1%減)、当期純利益3億2900万円(73.7%減)で、減収減益となった。

営業利益率は2.4%、経常利益率は2.5%。

なお、第3四半期連結累計期間において、2024年7月26日開催の同社第52回定時株主総会の終結時をもって取締役を退任した創業者岩田弘三氏に対し、在任中の功労に報いるため贈呈した特別功労金5億円を特別損失として計上している。

基幹ブランドの「RF1」を中心に出店、リニューアルを行ったが、百貨店や商業施設等の閉館に伴う退店や、消費マインド低下による2025年以降の来店客数の減少が主な減収要因となった。

商品設計や販売価格の見直し、物流拠点の集約による配送コスト削減等に取り組んだが、原材料費や店舗包装資材の単価上昇、店舗スタッフの時給単価上昇による人件費の上昇を吸収しきれず、減益となった。

ブランド別の業績は、主力の「RF1」が売上高312億8500万円(0.4%減)・構成比61.2%、「グリーン・グルメ」が売上高101億9000万円(0.2%増)・構成比19.9%、「いとはん」が売上高36億1800万円(0.8%減)・構成比7.1%、「神戸コロッケ」が売上高29億7300万円(1.8%減)・構成比5.8%、「融合」が売上高9億2600万円(2.6%減)・構成比1.8%、「ベジテリア」が売上高8億8800万円(1.5%増)・構成比1.7%となった。

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