ゲオnews|第2Q売上高2169億円8.6%増・経常利益7.1%増
(株)ゲオホールディングス(名古屋市中区、遠藤結蔵社長)が 2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高2169億円4300万円(前年同期比8.6%増)、営業利益50億8500万円(6.1%減)、経常利益55億7200万円(7.1%増)となり、中間純利益は32億2700万円(14.2%増)の増収増益だった。
営業利益率は2.3%、経常利益率は2.6%。

同社グループは「豊かで楽しい日常の暮らしを提供する」ことを目指し、インターネットを介した電子商取引の拡充、2nd STREETを中心としたリユース店舗の新規出店を、国内と海外で進めている。
リユース系リユース商材は、売上高935億5500万円(7.1%増)。2nd STREETにおける主力商材の衣料・服飾雑貨が好調に推移した。海外地域では、アジア圏を中心に活動範囲を広げており、着実に店舗数・売上げを拡大している。リユースラグジュアリー商材を扱うOKURA TOKYOは、前期好調だったインバウンド需要が落ち着いたことと米国関税の影響により、厳しい状況が継続している。
メディア系リユース商材は、売上高419億2200万円(3.2%増)。ゲーム関連商材ではダウンロード版ソフトの普及が進んでいるが、次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」の発売効果により、リユースゲーム関連商材は横ばいとなった。
スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器商材については、新型iPhoneの発表から買取販売ともに増加し、店頭サポートスタッフを配置した「GEO mobile」のショッピングモールへの出店が増えたことにより好調に推移した。
新品商材は、売上高532億7000万円(19.7%増)。2025年6月発売の次世代家庭用ゲーム機「Nintendo Switch 2」と周辺機器を含むゲーム関連商材の売上げが好調に推移した。
9月末時点のグループ店舗数は2233店。内訳は以下の通り。( )は前年増減数。

通期は、売上高4700億円(9.9%増)、営業利益115億円(2.2%増)、経常利益110億円(10.0%減)、当期純利益5億5000万円(21.2%増)を見込む。
