マルエツ・カスミ業績上方修正、首都圏スーパーマーケット連合中核2社ともに好調
㈱マルエツ、㈱カスミ、ともに好調。
好調の中で首都圏スパーマーケット連合に突き進む。
まずマルエツは、2015年2月期通期の連結業績、子悪別業績ともに上方修正する。
昨日の8月26日に発表。
連結業績では営業収益は3444億円と3.2ポイント、期初予想を107億円上回る見通しだ。
経常利益は40億円45.5ポイント、純利益は20億円135.3ポイントのアップ。
純利益20億円は前期比約2.4倍。初期予想では3%増の8億5000万円だった。
しかし消費税増税の影響が小さかった。
さらに生鮮食品の強化が功を奏した。
和牛、国産ウナギなど高価格の生鮮品が伸びた。
野菜や果物は節約志向に対応したことで、集客力をあげた。
結果として既存店の売上げが当初予想を大きく上回り増収になる。
さらに減損損失等の特別損失計上の見込額が少なくなる。
これが上方修正の理由。
一方のカスミは、すでに7月4日の段階で、連結業績、個別業績ともに上方修正を発表。
営業収益1210億(当初予測より0.8%増)、経常利益35億円(25%増)、純利益17億円(88.9%増)。
理由は同じく、消費税増税の影響が当初予想より軽微であったこと。
それが通期の業績予想の上方修正の理由。
マルエツとカスミ。2015年2月期は年商3445億円と1210億円。
両者だけで4655億円。
ここにマックスバリュ関東が加わって、さらにその他の企業の参加も見込める。
中核企業が好調な中での経営統合。これはまことによろしい傾向だろう。
検索ワード:マルエツ カスミ 首都圏スーパーマーケット連合