ココカラファインnews|上半期1954億円3.7%増・営業利益61.9%大幅増
(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)は、2018年3月期の第2四半期までの業績を発表した。
4月から9月までの上半期の売上高は1954億8600万円(前年同期比3.7%増)、営業利益63億0700万円(61.9%増)、経常利益74億6900万円(44.8%増)、純利益46億0800万円(58.1%増)と大幅な増収増益であった。
ココカラファインの経営理念は、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」。サービスや利便性を高めると同時に、高収益体質への変革を推進している。
上半期は、新規出店や改装を積極的に行った。新製品の導入施策や品揃え、売価の適正化など、きめ細かなマーチャンダイジングの構築を目指している。またM&Aによるドミナント強化も図った。7月には、調剤薬局及び介護事業を展開する(株)シニアコスモスを、9月には東海地区を中心に福祉用具のレンタル・販売、住宅改修などを展開する(株)愛安住を傘下に収めた。また連結子会社である(株)ココカラファインヘルスケアが、イズミヤ(株)より、調剤薬局事業を譲り受ける事業譲渡契約を8月3日に締結した。10月1日実施される。
ほかにもココカラクラブカードやスマートフォン用アプリ「ココカラ公式アプリ」で顧客基盤拡大を図り、多様化するニーズへ対応するためにそのデータを活用している。
地域の人々の健康増進を支援する「健康サポート薬局」としての強化に取り組み、既存店売上高増収率は2.2%増と順調に推移している。
出退店は、29店舗を新規出店し、退店が14店舗。37店舗の改装を行った。これにより期間末のグループ店舗数は、ドラッグストア1161店舗、調剤専門店158店舗で1319店舗となった。
通期の業績は、売上高3900億円(前期比3.4%増)、営業利益114億円(12.2%増)、経常利益138億円(10.3%増)、純利益79億円(12.3%増)を見込んでいる。
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