ココカラファインnews|マツキヨグループと経営統合へ向け協議開始
(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)は、8月14日付けで、(株)マツモトキヨシホールディングスとの経営統合に向けた協議を開始した。
ココカラファインは6月1日(土)に、スギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)と、経営統合に関する検討および協議を開始し、7月30日(火)を目途に、基本合意書の締結を目指すと発表した。
しかし、これに先立つ4月26日に、マツモトキヨシホールディングスとの間で資本業務提携に関する検討および協議開始をしていたことから、6月11日付けで、急きょ、特別委員会を立ち上げ、マツキヨとスギの両社からの提案について検討を重ねてきた。8月7日付けで、同委員会による検討結果の報告を受けて、マツキヨグループとの経営統合を決断した。
店舗作業の効率性やプライベートブランド商品の開発などについてマツキヨグループとの統合効果が大きいと判断した。
ドラッグストア業界第7位のココカラファイングループは2019年3月期段階で1354店舗を配し、売上高4005億5900万円。業界5位のマツモトキヨシグループは、5759億9100万円で1654店舗を有する。単純に計算すれば9765億円・3000店規模となり、業界1位に躍り出る。
ドラッグストア業界は両社の経営統合をきっかけに、さらにM&Aが本格化する。