ドン・キホーテnews|宮崎の橘HD買収、百貨店「ボンベルタ橘」とホテル取得

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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)グループの(株)ドン・キホーテは、2月1日(土)、(株)橘ホールディングス(宮崎県宮崎市)を買収した。これにより橘ホールディングス子会社の橘百貨店が運営する商業施設「ボンベルタ橘」と、隣接する「エアラインホテル」を取得した。

ボンベルタ橘は今秋、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を核テナントとする複合商業ビルにリニューアルされる見通しだ。橘百貨店およびホテルの従業員の雇用は継続される。

ボンベルタ橘は、1952年に旧橘百貨店が創業した。76年にジャスコ傘下に入り、88年に店名を改称。2008年に橘ホールディングスが株式を取得した。同店は2棟で構成され、売場面積は2万㎡。一時期は100億円の売上げを誇った。

しかし2005年に出店したイオンモール宮崎など大型店の郊外店舗に押され、売上げが低迷。さらに2020年秋にJR九州と宮崎交通の宮崎駅西口における再開発プロジェクトが進んでいて、大型商業施設の開業が予定されている。競争がさらに厳しくなると判断してドン・キホーテへの売却に至った。

■ボンベルタ橘
所在地/宮崎県宮崎市橘通西3丁目10番32号
売場面積/約2万㎡
建物構造/鉄骨鉄筋コンクリート造2棟建て(東館/地下1階・地上8階、西館/地下1階・ 地上10階(一部11階)
■エアラインホテル
所在地/宮崎県宮崎市橘通西3丁目10番19号
客室/237室

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