オーケーnews|関西スーパーとH2Oの経営統合に反対の見解を表明

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オーケー(株)(神奈川県横浜市、二宮涼太郎社長)は9月3日(金)、(株)関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(株)のグループとの経営統合等に関してのマスコミ報道記事に対して、正式にコメントを発表した

第1に、2021年6月9日に、関西スーパーの上場来最高値(1992年2月10 日)と同値である1株当たり2250 円で上限なしの公開買付けを実施する提案を行ったが、その提案内容に関する実質的な協議の場はなかった。株主利益の最大化の観点からH2Oとの経営統合とオーケーの提案を公正に比較検討されたかを懸念する。

第2に、公表されたプレスリリースでは少数株主保護の観点から十分な説明がなされていない。

第3に、オーケーの提案の方が関西スーパーの企業価値向上および少数株主の利益により資するものと考えるため、今後開催される関西スーパーの臨時株主総会では反対の票を投じる予定である。また、仮にH2Oグループとの取引が撤回される場合は、関西スーパーの取締役会が提案に真に賛同することなどを前提として、1株当たり2250 円で公開買付けを行う意向がある。

またオーケーの6月9日の提案に対して、関西スーパーが7月上旬に特別委員会を設けて検討に入り、株式交換取引の実施を勧告する理由(オーケーの提案に反対する理由)について発表したことにも、経緯を記しながら反論している。

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