関西スーパーnews|最高裁がオーケーの抗告棄却/H2Oとの経営統合へ

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(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)とエイチ・ツー・オー リテイリング(株)グループ傘下のイズミヤと阪急オアシスの経営統合について、差し止めを求めたオーケー(株)(神奈川県横浜市、二宮涼太郎社長)の仮処分の申し立てに関して、最高裁は12月14日(水)、許可抗告を棄却した。

最高裁は、株主の意思が統合に賛成であることを明確とした大阪高裁の判断を認め、オーケー側の主張を退けた。この決定を受けて、オーケーは14日、「最高裁判所の判断により最終的な司法の考えが示されたものと真摯に受け止め、2021年12月15日の本株式交換の効力発生後、本株式交換の効力に係る本訴を提起することはいたしません。また、2021年11月17日の弊社リリースにより公表した方針のとおり、関西スーパー様に対する公開買付けの提案を再び行うこともせず、反対株主の株式買取請求権に基づき、保有株式を関西スーパー様に売却する」と、関西スーパーの買収を断念することを発表した。

12月15日(木)、関西スーパーとイズミヤ、阪急オアシスは予定している株式交換を進める方針だ。
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