セブン&アイnews|そごう・西武労組スト実施通告、8/31池袋本店を検討
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)の百貨店子会社である(株)そごう・西武の労働組合は8月28日(月)、ストライキ実施を経営陣に予告通知したと発表した。ストは8月31日、旗艦店の西武池袋本店を対象に実施することが検討されている。
セブン&アイはそごう・西武を米投資ファンドに売却することを決めているが、組合は売却後の雇用維持などで反発している。組合側は今後も交渉を継続するが決裂すれば、通告通りストを実施する予定だ。
そごう・西武の売却を巡って、そごう・西武労組が7月25日にストライキ権の確立をしたと発表していた。また、8月24日に、セブン&アイが 8 月末に臨時取締役会を開催し、株式譲渡を決議するとの一部報道がされ、セブン&アイでは否定する声明を出している。
ストが実施されれば、大手百貨店では約60年ぶり。消費者への影響が出るほか、社会的な企業イメージダウンを招く可能性がある。