アークランズnews｜2/27付けペッツファースト子会社化/ペット事業を強化

アークランズ(株)（新潟県三条市、佐藤好文社長）は2月27日付けで、ペッツファーストホールディングス(株)の全株式を取得し、完全子会社化した。現時点で譲渡実行日は未定、取得価額は非公表。

アークランズはペット事業に対して、「ゆりかごから墓場まで」をコンセプトに掲げ、一般的なホームセンターのペット売場とは一線を画したハイグレードな商品を中心に専門性の高い品揃えを展開するほか、動物病院やペットサロンなど、ペットに寄り添うサービスも充実させた「NICO PET」の店舗拡大に取り組んでいる。

子会社化した対象会社であるペッツファーストHDはペッツファースト(株)（2008年４月設立）などの７社を傘下にペットの総合企業を目指し、104拠点のペット販売店及び動物病院等を展開している。ペッツファーストHDを傘下にすることで、同社のペット販売や透明性のあるサプライチェーン構築ノウハウを活用してペット事業の競争優位性をより強固なものにしていく。

アークランズはグループの主力事業である住関連、事業拡大を進める食関連について、新規出店に加えて、積極的なM＆Aを基本方針として、2030年度までに連結売上高5000億円達成を目指している。