セブン&アイnews|小田急電鉄&商事と業務提携/セブン‐イレブンへ転換

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(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、小田急電鉄(株)およびその子会社である小田急商事(株)と、小田急商事が運営するスーパーマーケット事業、 駅構内売店事業、コンビニエンスストア事業に関する業務提携の基本合意書を交わした。

今後、各社間で詳細を協議のうえ、本業務提携に関する最終契約書を8月までに締結する。

セブン&アイは、セブン‐イレブンの小田急電鉄沿線への集中出店を進めて、ドミナントをさらに分厚くする。またグループのスーパーマーケット事業の強化を目的として、小田急商事と相互に事業ノウハウを共有する。

一方、小田急電鉄グループでは、小田急商事が世田谷区・川崎市を中心に26店を運営する「Odakyu OX」事業において、セブン&アイグループの運営ノウハウを習得し、事業基盤の強化・店舗網の拡大を図る。また駅構内売店「Odakyu SHOP」88店舗とコンビニ「Odakyu MART」13店舗は、セブン‐イレブンのフランチャイズ店舗への転換を図っていく。

つまり駅ナカ事業とコンビニ事業はセブン-イレブンが担う。一方、スーパーマーケット事業では小田急商事がセブン&アイの中核企業の東北のヨークベニマルや首都圏のヨークマートのノウハウを取り入れて事業展開していく。またPB「セブンプレミアム」の導入も検討に挙がっている。電鉄系八社会のPB「Vマーク」との調整も必要になる。

発表された項目は次の3つ。
(1)スーパーマーケット事業(Odakyu OX)・セブン&アイグループ、小田急商事間の人的交流を通じたオペレーション・教育ノウハウの共有、マーチャンダイジング等の連携による魅力ある店舗づくりの推進、プライベートブランド商品「セブンプレミアム」等のOdakyu OX各店舗への導入の検討

(2)駅構内売店事業・CVS事業・駅構内売店(Odakyu SHOP)およびコンビニ業態(Odakyu MART)の、セブン‐イレブンのフランチャイズ店舗への転換の推進

(3)商品調達・物流機能の相互活用による効率化とコスト低減

検索ワード:セブン&アイ 小田急商事 小田急電鉄 セブン-イレブン 業務提携

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