ファミマnews|看板のブランドカラーが「色彩のみからなる商標」に登録

(株)ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)の店舗で使用されているブランドカラーが、「色彩のみからなる商標」として特許庁に登録された。小売業としては初めてだ。

色彩の組み合わせは、緑色、白色、青色の3種。上から順に、緑色が商標の33パーセント、白色が58パーセント、青色は9パーセントである。同社は、このブランドカラーのブルーとグリーンで「楽しさ」や「新鮮さ」、また「信頼」と「安心」を表している。

ファミリーマートは、日本発祥のコンビニエンスストアとして、1973年に1号店を出店した。2018年9月末現在で、国内1万6720店、海外7176店の合計2万3896店を展開している。ブルーとグリーンを基調色にしたブランドカラーは、1992年から使用している。

特許庁は企業のブランド戦略の多様化を支援するため、従来の文字や図形に加えて、2015年4月から新しく「音、色彩、位置、動き、ホログラム」の商標受付を開始している。2017年3月には、色彩のみからなる商標として「トンボ鉛筆」の消しゴムなどが登録されている。

また、ファミリーマートは2017年9月に、コーポレートメッセージの「あなたと、コンビに、ファミリーマート」で、コンビニエンスストア業界として初めて、音商標として特許庁に登録された。

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