イオンリテールnews|出荷減のレストラン向け山梨ワインを1都3県で支援販売
イオンリテール(株)南関東カンパニー(横浜市神奈川区、浜口好博支社長)は、日本ワイン生産量1位の山梨県のワイナリーと連携し、新型コロナウイルス感染症拡大で出荷が滞るレストラン向けのワインを東京・神奈川・千葉・山梨の1都3県「イオン」75店舗で4月29日(祝・木)~5月9日(日)の期間、限定で販売している。販売商品は「いろ 甲州」と「いろ ベーリーA」の2種類。どちらも750mlで 税込1870円、販売数量は1200本。
レストラン向けのワインは、外出自粛などの影響で平時の半分程度の出荷量となっている。その結果、ワイナリーではワインが滞留し醸造用タンクが空かず、今期のワインを仕込める量が減少し、来年以降長期にわたって供給量が減少するという問題に直面している。
一方で、小売業の食品分野は飲食店の営業自粛要請などを受け、「巣ごもり」需要が増大している。ワインも同様に「家飲み」需要が拡大しており、イオンリテールのワイン全体の売上高は、平時の1割増となっている。南関東カンパニーでは、レストラン向けワインを過去最大規模で仕入れ販売することで、ワイナリーを支援する。