11月6業態統計まとめ|暖冬で外食・コンビニ増収・アパレル不振

主要業態別の11月の売上高が出揃った。百貨店、総合スーパー、スーパーマーケット、コンビニの小売り主要4業態に、ショッピングセンターと外食産業を加えた動向を概観する。

11月の売上高が前年を上回ったのは、外食産業1.1%増、コンビニエンスストア0.6%増。ショッピングセンター▲0.5%、スーパーマーケット▲1.6%、百貨店▲1.6%、総合スーパー▲2.5%は下回った。

11月は晩秋にしては気温が高かった。食品では鍋物商材などホット商材が苦戦した。また衣料は防寒着などの冬物衣料の動きが鈍かった。ショッピングセンターや百貨店、総合スーパーでは売上げダウンとなった。

一方で、外出しやすい陽気だったため外食産業は客数増加となった。また、コンビニエンスストアでは行楽需要が高まり、弁当、おにぎりなど中食が売上げを伸ばした。

曜日回りは、前年より土曜日が1日少ないことがマイナス要因となった。唯一、外食の産業だけは金曜日が5日あった恩恵を受けて客数が増加した。

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