3月日生協統計|総供給高2.3%減・5カ月減収/’18年度0.5%増・個配2.6%%増

日本生活協同組合連合会(本田英一代表理事会長)が3月度の供給高(売上高)を速報した。全国66主要地域を集計した数値だ。多くの店舗が20日締めなので、2月21日から3月20日の実績となる。

3月は、総供給高(売上高)が2059億3800万円で、前年同月を2.3%下回った。

店舗販売は、供給高705億7800万円の1.7%減。11月から5カ月連続で前年を下回っている。また、宅配も1292億2600万円で1.0%減となった。しかし、宅配のうちの個配は0.2%増と好調だ。

減収の要因は、農産、水産、日配の不振だ。農産は相場安の影響だ。水産は商品が少なく、調達確保が難しかった。売るものがないという状況だった。日配は2月以降不振が続く。とくに乳酸飲料や菓子パンの売上げが低迷した。

日生協は3月が年度末だ。2018年度の速報値は、総供給高は0.5%増の増収だ。店舗は0.5%減だが、宅配が1.1%増。とくに個配は2.6%増と好調に推移した。

>主要地域生協の3月度供給実績(速報値)

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