5月日生協統計|供給高0.4%減/店舗・宅配減収のなか個配1.3%増と好調

日本生活協同組合連合会(本田英一代表理事会長)が5月度の供給高(売上高)を速報した。全国65主要地域の数値を集計している。多くの店舗が20日締めなので、4月21日から5月20日の実績だ。

5月の総供給高(売上高)は2139億7700万円で、0.4%減と前年同月を下回った。

店舗販売は、供給高747億8200万円の0.9%減だ。客単価はプラスを維持したが、客数が減少した。とくに4月29日のゴールデンウィーク前半の週に客数が大幅ダウンした。

宅配は、1338億7700万円で0.3%減。ゴールデンウイークの期間に売上げが低迷した。しかし、店舗に比べて回復は早く、5月20日の週には前年並みの数字を取り戻した。個配はその結果、1.3%伸長している。

宅配は1週間単位で注文を受ける。ゴールデンウィーク期間のように旅行などで家を空ける家庭が多いと、売上げは大きく落ち込む。「店舗、宅配ともに10連休が大きく影響した」と、日本生活協同組合連合会の近藤美奈子渉外広報本部広報部部長。

>主要地域生協の5月度供給実績(速報値)

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