5月ホームセンター統計|販売額3%増/コーナン7.1%など主要5社既存店増収
経済産業省発表の「商業動態統計速報」のホームセンター5月の販売額は3039億円で、前年同月を3.0%上回った。店舗数は4346店で0.6%増加している。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
5月はオフィス・カルチャー5.0%減を除き、8分野が前年を上回った。とくに伸長したのは、カー用品・アウトドアで8.8%増だ。園芸・エクステリア5.7%増、DIY用具・素材4.4%増と、ゴールデンウィーク需要商品が伸びた。
ホームセンター業界の主要4社およびホームファッションのニトリの5月既存店概況(%は前年同月比)を報告する。
ニトリ
売上げ+5.6%、客数+2.8%、客単価+2.7%
DCMホールディングス
売上げ+2.2%、客数+0.7%、客単価+1.5%
コメリ
売上げ+4.1%、客数+2.3%、客単価+1.7%
コーナン商事
売上げ+7.1%、客数+3.4%、客単価+3.6%
ナフコ
売上げ+4.4%、客数+1.2%、客単価 +3.1%
既存店売上高は5社すべてが増収だ。コーナンが7.1%と大きく伸ばした。以下、ニトリ5.6%、ナフコ4.4%、コメリ4.1%、DCM2.2%。客数でもコーナン3.4%、ニトリ2.8%、コメリ2.3%、ナフコ1.2%、DCM0.7%と昨年をクリアしている。