8月家電チェーン統計|販売額4108億円・17.4%増/主要3社二桁増
経済産業省発表「商業動態統計速報」によれば、8月の家電大型専門店の販売額は4108億円となり、前年同月比17.4%増と前年を大幅に上回った。
店舗数は前年比1.4.%増の2515店。
カテゴリー別に見ると、生活家電が26.7%増、AV家電が26.2%増、その他が11.2%増、情報家電が7.8%増となった。一方、カメラ類が10.8%減、通信家電が6.6%減となった。
日本電機工業会の発表によると、8月の白物家電国内出荷額は、前年同月比11.7%増となった。これは8月の出荷額として1985年の統計開始以来最高だった。10月1日からの消費税増税を前にした駆け込み需要があったほか、天候不良で7月に不振だったルームエアコンの販売が8月になって伸びたからだ。
主要3社を見ても8月は大きく前年を上回っている。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ全店売上げ +16.5%
うちビックカメラ全店売上げ +13.1%
(株)エディオン
全店売上げ +21.1%
直営店売上げ +22.1%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +27.8%
*ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FCを含む。