8月労働力調査|就業者数6676万人で前年同月75万人減/完全失業率3.0%

総務省統計局の8月の「労働力調査」によれば、就業者は6676万人と前年同月に比べて75万人減少した。雇用者は前年同月に比べて79万人減少の5946万人。5カ月連続で減少が続いている。就業率は60.3%と、前年同月に比べ0.6ポイントの低下となった。

正規の職員・従業者は3535万人で、前年同月に比べて38万人増となり、3カ月連続の増加であった。一方で非正規の職員・従業者は2070万人となり、前年同月より120万人の大幅減。こちらは6カ月連続の減少となった。

完全失業率は3.0%と前月に比べ0.1ポイント上昇したものの、完全失業者数は206万人と前年同月でみると、49万人も増加している。7カ月連続で前年増加となる。「勤め先や事業の都合による離職」が39マン人で前年同月より19万人増えている。

産業別に見ると、卸売業・小売業の従業者数は1032万人。前年同月と比べ16万人減少した。生活関連サービス業・娯楽業は6万人減少し、237万人となった。宿泊業・飲食サービス業は28万人の減少で、産業別に見れば製造業に次ぐ減少数で、従業者数は391万人となった。6カ月連続の二桁減少である。

 

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