2020国勢調査news|日本の人口1億2622万6568人で15年比0.7%減

総務省が「2020年国勢調査」の速報集計を発表した。
日本の2020年10月1日現在の人口は、1億2622万6568人で、15年の前回調査に続いて人口は減少した。その2015年に比べると0.7%減、86万8177人の減少だった。

国勢調査は1920年に第1回が実施され、10年ごとに大規模調査、5年ごとに簡易調査が行われる。2020年は第21回調査で、11回目の大規模調査だった。

都道府県別の調査では人口が最も多いのは東京都の1406万5000人。東京圏の東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の人口合計は3693万9000人で、全国の29.3%を占める。

さらに人口上位8都道府県の合計6402万6000人は、全国の半分以上の50.7%を占める。人口が増加したのは9都府県で、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、福岡県、滋賀県、大阪府の順だ。滋賀県が意外な増加をしている。

増加率が最も高いのは東京都の4.1%、沖縄県の2.4%、神奈川県の1.3%と続く。

世帯数は全国で5572万世帯だった。2015年に比べて227万1000世帯が増加した。これは4.2%増である。

1世帯当たり人員は2.27人で引き続き減少した。全ての都道府県で1世帯当たりの人員は減っていて、単身世帯や2人世帯が増えている。

世帯増加率は沖縄県が9.3%と最も高かった。41都道府県で世帯数が増加した。減少したのは6県で、青森県、岩手県、秋田県の東北と、山口県、長崎県、高知県だった。

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