7月家計調査|2人以上の消費支出26.8万円で0.7%増/教養娯楽5カ月連続増

総務省統計局発表の7月の「家計調査報告」によれば、2人以上の世帯の消費支出は26万7710円で、物価変動の影響を除いた「実質」では前年同月比で0.7%増だった。

また、2人以上の勤労者世帯の1世帯当たり実収入は、66万8062円と前年同月比2.2%(実質)減少した。

費目別消費支出(2人以上世帯・実質)では、通信・自動車等関係費など「交通・通信」が14.2%増、「被服及び履物」は2.7%増、「食料」は1.9%増、映画・演劇などの「教養娯楽」は1.7%増加した。一方、「教育」は9.9%減と10カ月ぶりの減少、「家具・家事用品」は8.4%減と3カ月連続の減少となった。

家計調査は家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査し、景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定とウエイト作成などの基礎資料として利用されている。ただし全国約9000世帯を対象としているサンプル調査であることは、念頭においておきたい。

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