2月日生協統計|総供給高2.0%減/5カ月ぶりに前年割れ

日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)が全国65主要地域生協の2023年2月度の供給状況(売上高)を発表した。65生協が対象となっている。総供給高は2380億6900万円で、前年同月比は98.0%。5カ月ぶりに前年割れとなった。物価上昇が続くなか、買い控えの傾向が一層強まった。

店舗は、前年比98.9%。節約志向の高まりによる買い控えで、2月以降は客単価が前年を下回る傾向となった。部門別では、惣菜、日配品は前年超えだったものの、全部門で後退傾向となっている。一方、節分関連品は好調だった。

宅配は、前年比97.3%。物価上昇に加えて、昨年同時期のまん延防止等重点措置による伸長への反動があった。部門別では、衣料品・住関品の落ち込みが大きかった。

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