3月労働力調査|就業者数6699万人/完全失業者数193万人で21カ月ぶり増

総務省統計局が3月の「労働力調査」を発表した。就業者数6699万人で、前年同月に比べ15万人増加し、8カ月連続で増加した。

正規の職員・従業員数は3591万人で前年同月に比べ8万人減少した。2月に続いての減少となった。一方、非正規の職員・従業員数は2101万人で、前年同月より23万人増加し、14カ月連続の増加となった。

就業者が増加した主な産業は「宿泊業,飲食サービス業」が24万人、「製造業」が14万人、「情報通信業」が11万人。

「卸売業,小売業」の就業者数は1018万人で、前年同月に比べ32万人減少した。ほかにも「医療,福祉」、「サービス業」が減少しているが、「卸売業,小売業」が一番減少人数が大きかった。

完全失業者数は193万人で、前年同月に比べ13万人増加した。21カ月ぶりに失業者が増加した。完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月から0.2ポイント上昇した。

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